美徳とは何か
美徳とは、子どものように純真であること。
大人は擦れている、ということを言うが、
自分の純真さを疑わず、常に自分の美しさの中にいることが大切である。
そして、美徳のもう一つの側面は、自立しているということ。
自然は美の完成像を見せてくれている。
自然に対して、欠点を見出すことはまずない。
しかし、人間はお互いの欠点を探す。
それは、自分自身の美しさを信じていないから。
人のせいにすることは、自立しているとは言えない。
起こることの全ては、自分が学ぶための教師である。
自分の心身から発する美、そして、徳を完成させることが
人生を完結しうる自分であると言えるのである。
2022年8月
GHACプロジェクト推進会議 風見先生講話より
Gaiable Wind 12月15日 第123号
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編集者・早川大悟
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